気ままにシングルライフ

毎日、ご機嫌で暮らしたい*\(^o^)/*。:°ஐ..♡*

戻りました。またお願いします🙇‍♀️『スーパーばあちゃんの事』






(庭の椿)


こんばんは。

お久しぶりです😊

今、鹿児島におりまして、このブログを書いています。


ブログを急に休ませてもらいましたが、今日から少しづつですがまた書いていきたいと思っております。


宜しくお願いいたします🤲



1月30日の事。

仕事中に義妹から電話が何回も入っていて、これは只事ではないと電話を掛け直したところ、実家の母が居間で倒れていたのをデイサービスの方が見つけて下さり救急車で運ばれたとの事でした。


母は現在も入院中ですが、

病院に運ばれた時の母はだんだん意識が遠のいて一刻の猶予もないという義妹の話でしたので、新幹線の時刻を見て一旦家に飛んで帰り、当分の着替えや身の回りのものを詰め込んで実家に向かいました。


もしかしたら間に合わないかも…という思いと共に。


夕方、病院に着くと、兄弟の中で一番遠い私の到着を待ってドクターが母の病状を説明をして下さいました。


倒れた原因は脳梗塞。


CTを見ると右半分の脳が白く写っており、左半身麻痺の状態でした。

脳外科の医師が丁寧に説明をして下さいました。


「かなり厳しい。もし回復したとしても、半身麻痺で1人での生活は出来ないので、家に戻れる事はないだろう。良くて施設での生活になります」との事でした。

最悪の場合の話ももちろんありました。

そして、最悪の場合の延命措置などはどうするか、兄弟間でよく話しておくように言われました。

この延命措置をするかしないか、家族の間で意見が分かれるのが医師としては1番困るそうですが、

「どう選択してもどれが正しいという答えはない。家族それぞれです。

良く話し合って下さい。そして選んだとしてもいざその時が来たら、出した答えが翻る事はよくあります。それも仕方が無い事だと思います。」ともおっしゃっていました。


(庭に咲いていたサザンカ)



コロナ禍の為、最初は母の面会は出来ないと言われていたのですが、担当して下さったドクターの計らいにより、病室からベッドごとナースステーション前まで移動して下さって、通路での面会が短い時間可能となりました。


母はこの時は力なく呂律も回らない状態ではありましたが、少し言葉も出ていました。(半分くらい何を言っているのかわかりませんでしたが…)

母の口から出るのは孫たちの心配ばかり…

この時、母は自分がどんな状態になっているのかわかっていなかったと思います。

心配でしたが、病院にずっといる事も出来ず、私たちは母を病院にお任せして実家に帰りました。


ですが、翌日、母の状態が悪化。

ドクターより電話がかかってきて、「脳の腫れが酷くなり脳幹を圧迫しているため、開頭手術をする時期にきているがどうしますか?」

との選択を迫られました。

『手術も延命措置もしない』と私たち兄弟の間では決めていましたので、

そのまま何もせずに母の生命力にかける事にしました。

(若いならまだしも90歳近い母には2度の開頭手術はかなりの負担になるだろうとの判断もあり…です)


この数日、一喜一憂の日々でした。


個室に移して下さり、毎日、午後から2回の面会(一度に2人まで、面会時間は全部で30分)が許されました。

呼びかけに意識がはっきりして少し言葉が出る日もあれば、眠ったままの日もありました。


孫たちが入れ替わり立ち替わり訪れて、母を励ましました。


その甲斐あってか、母は少しずつ意識がよりハッキリしてきたような気がします。


今日、再びドクターからの説明があり、「今週いっぱいが脳の状態の変化がピークで、後は落ち着いていきます。」との事でした。

CT画像を見ますと、脳の腫れは入院時より拡がっていました。

ただ、笑い話のようですが、元々認知機能が衰えていて年齢相応の脳の萎縮があったので、若い人の脳と違って腫れても余裕があったのが幸いしたようです。


とりあえず、一命は取り留めました。


私たち兄弟や孫たちにとって辛い日々ではありましたが、そんな中でも鹿児島の美味しい料理を食べたり(喉を通らない日もありました)美しい景色を見たり、母のおかげで日頃会えない人たちにも会えました。


妹とも話したのですが、兄弟がいるから大きな負担や選択もみんなで分け合えるけど、これがひとりで引き受けないといけない人は大変だと思います。


母が心配ですが、仕事も休んでいるので、明日、一旦、自分の家に戻ります。


母は〝スーパーばあちゃん〟なので、きっと目覚ましい回復をしてくれるのではないかと希望を持っています✨


長々と失礼しました。




母のノートにあった五七五

『人生は 耐えて花咲く 寒椿』




母の病室から見た夕陽

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