気ままにシングルライフ

毎日、ご機嫌で暮らしたい*\(^o^)/*。:°ஐ..♡*

今、思うこと

今でも年に何回か会っている中学生の頃に仲が良かった友人が3人います。コロナでちょっと会えない時期が続いてはいますが、LINE電話でよく話したりしています。


中学生の頃ですから、45年前、いや、もう半世紀近く前になります(^^;…登下校、4人いつも一緒でした。

性格も考え方も全く違うので、良く口ケンカもしましたけど、何故かまた元に戻って…


それぞれ結婚して、それぞれ違う人生を歩んできて、子育ての頃はちょっと疎遠になったりもしましたが、子育てが終わるとまた会うようになって…


1人は早くにご主人を亡くしましたが、気丈にも3人の幼子を1人で育てあげた肝っ玉母さんです。15年ほど前から中学校の時の同級生とお付き合いをしていて、今は幸せそうです。


もう1人はこれまた何年も前に離婚して1人で男の子3人を育てました。

結婚が遅かったので、今でも子育て中です。


もう1人は、専業主婦で夫婦仲よく、幸せな生活を送ってきましたが、ご主人も友人も同じ頃、病気になってしまい今も夫婦で闘病中です。


4人集まると、人生は何があるかわからないねえと、それぞれの人生を振り返ってよく話します。

屈託なく将来を夢見て過ごしていた中学生の頃…こんな人生になるなんて夢にも思わなかったね!と。

それぞれ、山あり谷あり。


7年前、

私の主人が亡くなった時にも3人が遠い所、飛んできてくれました。




その3人が、最近

「誰かいい人いないの?」

「もうそろそろ幸せになってもいいんちがう?」と、よく言うようになりました。

私は「いや、めんどくさい」と、いつも答えます。

ずっと長い間大家族でしたから、今は解放されて誰に気兼ねすることもなく、本当にひとりが気楽でいいんです。


ただこの前、

「好きな人はおれへんの?」

と聞かれて、

「ちょっと気になる人はいる」

と、答えました。


主人と知り合う前に好きだった人が

今どうしているのか、知りたいなと。


私事で誰も興味ないと思いますし、それにこの話をするのは恥ずかしいのですが…


昔し、短大を卒業してある会社に、就職しました。

その会社に彼が一年後に入社してきました。

なので、ひとつ違いです。

彼はイケメンで(笑)同期で仲の良かった友人2人が2人ともその彼を好きになって…

私も好意を持っていましたが、友人2人とも好きなのに私までがそんな事言えない…諦めようと決めました。

友人のため、身を引く…って、

ちょっと聞くと美談ですが、こんなの美談でも何でもありません。

今思うと、友人2人を蹴散らしてでもゲットすれば良かったのかもしれません。

今の自分ならそうします!


その彼とは何人かのグループでよく一緒に飲みに行ったり、ご飯を食べに行ったり、ボーリングやゴルフにも行ったりしていました。

なので、彼とはずっと友人としてのお付き合いでした。



もう主人と結婚が決まっていたある日、私が友人とスキーに行ってスキーバスで朝帰って来たら、早朝なのに大阪駅に彼が迎えに来てくれていました。

びっくりしましたが、私の友人にバスの到着時間を聞いていたようでした。

スキーの板を肩に担いでくれて、電車に乗って。

あまり人のいない車内、座席に座って…彼が突然「付き合ってほしい」と言いました。

私は何と言ったら良いやら…

「もう結婚が決まってるし、無理やわ。」やっと、そう答えた気がします。

心の中で(何でもっと早く言ってくれへんかったん…)

と、ちょっと思いました。

彼がどう答えたのか覚えていませんが、天王寺の駅で電車のドアが閉まる前に握手をして別れました。


それが、彼に会った最後です。

その後、彼は40代で結婚したらしいと聞きました。


あの天王寺の駅で彼が手を離さなかったら私はどうしてたかな…と、思います。

いや、私が彼の手を引っ張っていたら…運命は変わっていたかもしれません。

主人が亡くなった時、もう生きていけないと思い、長年連れ添って別れた主人を思う気持ちもあれば、彼がどうしているのか知りたい気持ちがあるのも、今の自分です。


実際に会うとなると、もう無理だけど。柱の影から、そっと見たいかな。

だって、20代の私ならともかく、もうおばあちゃんになってしまった自分は見られたくないですから。

誰か遠くでいいから、彼を連れてきてそこら辺に立ってもらって見せてくれないかな…




この話をした時、3人の友人がFacebookで調べてくれたんですけど、彼の消息はわからなかったようです。

まあ。わからないままの方がいいのかもしれません。

私もおばあちゃんなら、彼も間違いなくおじいちゃん……ですから。

お互い会ってショックを受けたくないですし…


こんな話で、失礼しました。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!


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