自分が生きてきた最後の仕事
今日は曇っているのに湿気のない涼しい風が吹いていました。
今朝は少し体調が悪かったので、午前中はゆっくりしていました。
天気のせいかな…
午後からは、以前、子どもたちが学校に行けなかった時にお世話になったカウンセラーの先生と会う約束をしていたので、遅めのランチをご一緒しました。
引越しする前は結構頻繁に会っていたのですが、最近ではもう、3年くらいお会いしてなくて、お互いに久しぶりの再会に感激でいっぱいでした✨
先生はお寺の奥さんでもあり、小学校の教師もしておられました。
もうかれこれ25年のお付き合いになります。
子どもたちの近況報告と最近の出来事
、これからの事…話したい事は山ほどあって。
中でも一番心に残った話。
これからお墓をどうするか、とか、お葬式、供養の仕方などの話になって…
お寺のご住職であるご主人はこう言ってらしたそうです。
今は終活とか流行っているようだが、自分が亡くなった後の事を細かくノートなどに書き留めて、あれこれ指示するのはおこがましいこと。
自分が生きてきた最後の仕事は、『親である自分が亡くなって、お葬式は?お墓は?これからの供養はどうする?など、子どもたちが話し合って決める時間を持たせること』だと、言っておられるそうです。
あまりにも指示を細かくしてしまって、親が亡くなるという体験の中で、子どもたちが考えずに済ましてしまうのはもったいない。との事でした。
賛否両論あると思うのですが、私はある程度の準備はしておいて、私がいなくなった後の事は子どもたちに任せてもいいかなと思いました。
この前、家族LINEで遺骨を収める場所の希望や大事な書類などの場所は伝えました。
また、後日子どもたちとは話したいとは思っているのですが、こうでないといけない、と押しつけてしまうのではなく、あくまで希望…あなたたちのしやすい方法でしたらいいと、また伝えるつもりです。
たぶん、主人が生きていたなら色々頼って、あまり深くは考えてなかったかもしれませんが…
さっきまで元気にご飯も食べて大好きな女優さんをテレビで見て嬉しそうにしていたのに、突然、旅立ってしまう。
そんなことが自分の身に起こるんですね。
とても寒い2月の末に…59歳でした。
定年前の忙しい日々…休みがほとんど無くて、後輩の方に引き継ぎをしている最中でした。
最後の無理が祟ったのだと思います。
やはり、還暦というのは意味があると思うのです。
前厄、本厄、後厄とありますが、この時期は無理は禁物です。
何か少しでも異常を感じたら早めに病院へ行ってくださいね。
すみません、こんな話で。
主人をよく知ってる方と会うと、帰ってきてからも思い出してしまいます。
暗くなりますよね、ごめんなさい。
明日はまた元気で!