シンクロニシティ 素敵な偶然♡竹内まりや
今朝は今までとは違って、すっと季節が進んだような気がしました。
今朝の空。
車通勤でもエアコンがいらない、やっと暑さから解放されました。
この前の本の続きを書こうと思うのですが、死生観について書くので、自分とは違う考えの方もいらっしゃるでしょうし、自分の考えを敢えて言わなくてもいいのではないかと思ったら、続きを中々書けずにいました。
ですが、中途半端になるので、最後まで書きたいと思います。
フロマージュはそうなんだなあくらいに思って頂いて、スルーして下さいね。
ホスピスにいらっしゃる患者さんの話が出てきます。
長くなりますが…
『この世に残していく子どもや会社、お金のことが気がかりで「生きていたい」という思いが強い、そんな患者さんたちも、苦しみ抜いた果てに、少しずつ自分が抱えていたもの、それまでに頑なに守っていた信念などを手放し、他人に委ねるようになります。
「自分で何でもできて当たり前」という思いや、「役に立たない自分は価値がない」という思いから解き放たれ、他人の世話になることを受け入れたり、子どもの行先を誰かに託したり、会社やお金を後継者に譲ったりするようになります。
手放し、委ねる覚悟を決めた患者さんからは、怒りや悲しみ、あせりなどが少しずつ消えてゆきます。
そのためには、委ねることのできる相手が必要ですが、それは必ずしも「人」でなくてもいいと思います。
これまで看取りに関わった患者さんの中には自然が大好きで「自然が常に自分を守ってくれている」と言っていた方や、信仰心が篤く、「神様が守ってくださっているから大丈夫。何も怖くありません」と言っていた方もいらっしゃいました。
いずれにせよ、委ねる相手をしっかり信じることができれば、たとえ明日が人生最後の日だとしても、人は穏やかに、幸せに過ごすことができるのではないかと思います。
皆さんの中には、家族との関係がうまくいっていない、という人もいるかもしれません。
親との関係がうまくいかない。
惹かれあって結婚したけれども、別の道を歩くことになってしまった。
どうしても、子どもを愛することができない。
家族だからこそ強い葛藤が生まれ、人生を左右しかねないほどの苦しい選択を迫られることもあるでしょう。
確かに、家族は大切です。
しかし家族といえども、それぞれ別の人格の持ち主でもあります。
人生において家族が支えになることもあれば、ならないこともあります。
何が支えになるかは、人によって全くことなるのです。』
そして、この後に続く言葉が私が救われた最も大切にしたいフレーズになります。
「人は亡くなった後、天国にいく」
「死は人生の通過点に過ぎない」
これはクリスチャンである作者の死生観ですが、クリスチャンでない私にとっても大切な死生観になりました。
作者は、こう続けます。
『どのような死生観を持っていようと、「肉体がこの世を去った後も、その人の存在は家族や周囲の人の心の中で生き続ける」という事実は、変わりません。
「亡くなった人も、ずっとそばで見守ってくれている」「この世を去った後も、自分の存在や思い、言葉は、人の心の中に生き続ける」と考えてほしい。
求めよ、さらば与えられん。
探せよ、さらば見つからん。
叩けよ、さらば開かれん。
「新約聖書」に出てくる有名な言葉なので、知っている方も多いでしょう。どんな苦難があっても、たとえ自身の死に向かっていく日々であろうと、穏やかで幸せであろうとすれば、道は開けます。
私たちは、、誰しもが幸せな時を生き、満足できる最後を迎えることができるのです。』
と、作者は結んでいます。
私はこの一冊の本で穏やかに過ごせるようになりました。
焦らず、怖がらず、毎日を丁寧に、楽しんで生きていきたいと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!(^^)
YouTubeより〜
竹内まりやさん
『シンクロニシティ』素敵な偶然♡
竹内まりや/シンクロニシティ(素敵な偶然) TAKEUCHI Mariya/Synchronicity